浮気調査の目的がブレると失敗・後悔する可能性大!

配偶者が浮気している可能性があるとわかれば誰でも浮気の事実を確かめたくなります。

○SNSのチェック

○帰宅が遅い日に突然電話してみる

○怪しい領収書の捜索

○クレジットカード明細のチェック

○下着が汚れていないかチェック

○車の中に浮気の痕跡がないか etc


最初は誰でも浮気の証拠を集めることに執着します。

「浮気しているはずがない」と信じながらも調査を進めます。

全ての疑いが杞憂であれば、それに越したことはありません。

しかし、残念ながら浮気している可能性が濃厚な場合も当然あります。

配偶者にバレないようにコソコソと浮気の痕跡を調査するのも段々と虚しくなり悲しい気持ちに襲われることもあるでしょう。

浮気の事実は都合が悪いので、臭いものに蓋をする要領で無視する人もいます。

しかし、大多数の人は見過ごすことができません。

浮気を疑い出すとなかなか真実を突き止めるまで浮気調査を止めることができないのです。

「なんのために浮気調査をしているのだろう?」

「浮気の事実を突き止めて、自分はどうしたいのだろう?」

以上のような悩みを抱える人のために、浮気調査する目的を考える大きなヒントを提供します。


浮気調査の目的を決めない人は少数派?

一昔前は弊社に浮気調査を依頼する人の多くは、浮気調査を依頼しながらも「シロであってほしい!」と願っていました。

そのため、浮気の事実を依頼者に伝えなければいけないことになり、少なからずストレスがかかっていました。

しかし、近年ではスマートフォンに記録された浮気相手とのやり取りを確認したり、SNSで浮気の痕跡を確認してから浮気調査の依頼をする人が増加しています。

そのため、浮気の事実を依頼者に伝えても「やっぱりそうですか」と浮気の事実を冷静に受け止める人が多いです。


しかし、浮気が100%確定するまで「浮気の証拠をどう利用するか?」という決心を付けていない人が多いです。

浮気調査の依頼者の多くは、浮気の事実が確定してから、自分の気持ちを確かめる予定で浮気調査を依頼しています。

しかし、依頼者から「浮気の証拠をどう利用するか決めていない」と伝えられると不安なります。

なぜならば、浮気調査の目的がハッキリしないまま調査を進めることは依頼者の利益にならないからです。

もう少し直接的な表現でお伝えすれば、少しの認識の違いが数万円の調査料金の違いになってしまいます。

そのため、依頼者との間でトラブルになるのを避けるために、依頼者と調査方針についてじっくり話しあうことを欠かしません。弊社もご相談に来られた方に将来的にどうしたいのかお聞きしています。


調査目的を決めないデメリット

浮気調査と一口にいっても、調査目的に応じて調査しなければいけない項目は異なるのです。


例えば「真実が知りたいだけ」という依頼者が相談に訪れたとします。

極論をいえば、本当に真実を知りたいだけなのであれば、浮気相手とラブホテルに入る写真と、ラブホテルから出る写真の2枚があれば十分かもしれません。

しかし、もしも浮気相手に慰謝料を請求する予定であれば、これだけでは不十分です。

なぜならば、配偶者が浮気相手の素性を素直に教えてくれるとは限らないからです。

「浮気相手には迷惑をかけたくない!」と懇願するケースが大半です。

そのため、本気で浮気相手に慰謝料を請求したければ、浮気相手の素性まで調べる必要があります。

慰謝料を請求して浮気相手にプレッシャーをかけたいのであれば、浮気相手単体の素性だけ調べればOKです。

しかし、本気でお金を支払わせたければ「本当にお金をもっていそうか」というところまで調査する必要があります。

なぜならば、裁判所もお金がない人に対して「借金をしてまで慰謝料を支払え!」とは命令しないからです。


以上は、浮気調査の目的次第で調査項目に差がでることをお伝えする一つの事例です。

浮気調査を依頼する段階で「どんな調査目的にも対応可能な調査をお願いします」と依頼しようものならば、本来必要ない調査まで含めた高額な見積もりを提示されると思います。

浮気調査において、目的をハッキリさせることは非常に重要なのです。

しかし、事前に自分自身の心の準備をしておきたいという人も少なからず存在するはずです。

そのような要望に応えるために、次に浮気調査の代表的な目的をお伝えします。


浮気調査の代表的な目的

浮気調査の代表的な目的を紹介していきます。

○離婚

○慰謝料請求

○夫婦円満

○懲らしめる

○保険

○離婚


浮気を理由に離婚請求する場合には、不倫関係が継続していたことを証明する必要があります。

例えば、ホテルに入り不倫相手と時間を過ごした証拠を1つ確保しても証拠としては弱いです。

なぜならば、「具合が悪くなったから少し休憩していただけ」と主張される可能性があるからです。

本気で離婚を考えているならば、先方が言い訳する気を失うくらいの確固たる証拠を掴む必要があります。


慰謝料請求

慰謝料請求の場合に注意すべきなのは、「離婚するのかしないのか?」、「浮気相手に慰謝料請求するのかしないのか?」という点です。

日本の過去の判例をみると、離婚しない場合の慰謝料請求では高額な慰謝料は期待できません。

なぜならば、慰謝料請求は一種の損害賠償であり、離婚していない場合には「損害が少ない」と判断されるからです。

浮気の事実を知ったショックを抱えながら結婚生活を続けることも立派な損害だとは思いますが、不思議なことに日本の司法では認められない理屈のようです。


また、浮気相手に慰謝料を請求するのかしないのかも大きな問題です。

家庭裁判所に不倫の慰謝料請求を申立てた場合、配偶者と浮気相手の連帯責任になり、慰謝料支払いの割合を指定することはできません。

そのため、慰謝料の全額を配偶者が支払ってもいいですし、浮気相手が全額を支払っても良いのです。

あなたが慰謝料請求をどのように捉えているかわかりません。

しかし、少なくとも「とにかくお金が欲しいから誰が支払っても良い」のか「浮気相手に経済的なダメージを与えたい」と考えるかで裁判のやり方自体が異なります。

例えば、離婚せずに慰謝料請求しても、浮気相手が慰謝料を支払わなければ、結局のところ家計から慰謝料を捻出することになるだけです。

その場合、せいぜい配偶者のお小遣いを慰謝料に充当させることぐらいしかできません。

もしも、浮気相手「だけ」に経済的ダメージを与えたければ、家庭裁判所ではなく地方裁判所に慰謝料請求することが賢い選択しかもしれませんが、浮気相手に慰謝料請求したければ裁判にこだわる必要もありません。

浮気相手に示談を持ちかけることで、状況によっては相場よりも高く慰謝料を吊り上げることも可能となるでしょう。

戦略的に慰謝料を請求したいのであれば、専門家に一度相談することをお勧めします。


夫婦円満

離婚する気がなく、夫婦円満を望む場合でも浮気調査は有効です。

例えば、あなたが配偶者に「浮気は辛いからやめてほしい」と伝えたとします。

しかし、浮気の事実を素直に認める人は少数派です。

そして、浮気に慣れると浮気をする罪の意識に鈍感になるからタチが悪いです。

そして、信じられないほど自分勝手に浮気を正当化することになります。


○浮気はバレナイだろう

○仕事が辛い。浮気してもしょうがない

○浮気がバレても離婚はないだろう

○浮気するのは配偶者(あなた)が悪い

○浮気するのは当然の権利

○浮気はスポーツ etc


人の気持ちを思いやることは、大人になっても非常に難しいことなのです。

あなたがどんなに浮気に悩みストレスを抱えているかなんて、浮気の当事者は考えていません。

真剣に考えていれば、今すぐ浮気・不倫なんてしていませんから。

だからこそ、「浮気の確固たる証拠」が役に立つのです。

浮気の証拠があれば、配偶者は言い訳ができません。

そして配偶者に浮気の事実を認めさせて始めて、本格的な議論が可能になります。


さらに、浮気の当事者たちが、楽観的な予測で思い描いていたことが全て都合の良い身勝手な勘違いであることを思い知らせるのです。

配偶者が「もしかしたら離婚を申したてられるかもしれない」と考えるのと、「次に浮気が発覚したら間違いなく離婚される」と考えるのとでは、配偶者の行動に大きな違いが生まれます。

配偶者に2度目の浮気が発覚すれば、あなただってより正確な判断が下せると思います。


懲らしめる

先ほど説明した「夫婦円満」と離婚しないという意味で共通しているのが「懲らしめる」という目的です。

離婚よりも、慰謝料よりも、傷つけられた自分のプライドを少しでも回復したいと願う人も少なくないのです。

浮気の証拠を突き付けるまでもなく、配偶者に浮気を認めさせ、土下座させ、心の底からの謝罪を求める人もいるのです。

今まで聞いたエピソードの中で、もっとも印象的だったのは「不倫デートの完全コピー」です。

かなり細かく密会の現場を報告してくれる探偵社に依頼。

不倫した配偶者を懲らしめるために、調査報告書通りに配偶者とデートしたのです。

そのデートでは、移動の順序や、食べるもの、休憩するホテルの部屋番号まで全て一緒です。

当然、配偶者は「浮気がバレているのは間違いない」と気付きます。

結局、観念した配偶者は、土下座し今後一切浮気しないことを誓ったのだそうです。


保険

配偶者の浮気の事実を知っていても、「どうせ遊びでしょ?」と割り切る人もいます。

しかし、配偶者の浮気が「本気」になる一抹の不安はぬぐえません。

ある日突然「離婚してください!」と配偶者から離婚を通達される可能性だってはないわけではありません。

そして恐らく離婚を希望する配偶者は、自分自身が不倫していた事実は隠すと思います。

あなたにとっては、配偶者が不倫しておきながらその事実を隠し、離婚を要求するなんて許せるわけがありません。

配偶者から「性格が合わないから離婚する!」なんて言われた日には怒りを鎮めるのは難しいでしょう。


さらに都合が悪いことに、配偶者から離婚を申立てられた段階では浮気の事実を暴くのは難しいのが実情です。

なぜならば、配偶者だって自分の不倫が原因で離婚を要求しているなんて知られたくないはずですから必死で隠すのは当然だからです。

あたかも昔から夫婦関係に不満があったことを装い、全ての責任をあなたに押し付けて、離婚を押し切ろうとするでしょう。こういう場合、本当にそういう配偶者が多いです。


そこで、役に立つのが「配偶者の不倫の証拠」です。

不倫の証拠さえあれば、配偶者からの離婚請求を拒否することができます。

正確には、仮に配偶者が離婚調停を申し立てても、あなたが配偶者の浮気の証拠を提出すれば、配偶者からの浮気請求は却下されるのです。

もしも、浮気をした配偶者からの離婚請求を裁判所が認めてしまえば、結果的に裁判所は夫婦の義務を一方的に破った側の味方をしてしまうことになります。

日本の裁判所は、夫婦の義務(この場合は貞操義務)を破った側(有責配偶者といいます)からの離婚請求を簡単には認めないのです。


浮気調査の目的を明確にするメリット

離婚や慰謝料などの問題解決には、法律的な知識が欠かせません。

また、感情的なもつれを解決する方法も経験者に質問したほうが早期の解決が望めます。

大事なことは、「浮気調査の目的」と「解決の手段」を一致させることです。

目的と手段が一致してはじめて、あなたの問題を解決することが可能です

浮気調査の依頼を考えているのであれば、なるべく早めに相談してしまいましょう。

一人で悩んでいても、早期に解決することは望めないと思います。

あなたの気持ちを聞いてもらい、目的を達成するためにどんな調査をすればよいのか相談してみましょう。

相談することは無料で受け付けている探偵社がほとんどです。


配偶者の浮気調査をした結果、最終的に自分が望むものを考える一人だけの時間が必要なことは確かです。

しかし「悩みすぎ」な人も多いのは確かです。

問題の性質上、第三者に相談すること自体に、恥ずかしいという気持ちがある人が多いです。

もしも、長い時間悩んだ結果、状況が悪化しているのであれば無料で第三者に相談することをお勧めします。

総合探偵社シークレットリサーチ堺 調査員のつぶやき

総合探偵社シークレットリサーチ堺は、浮気調査をはじめ、行動・素行調査・所在調査などの調査全般を専門とする探偵事務所です。 少数精鋭の弊社の調査員が日々の様々な出来事を綴ります。

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