浮気相手が妊娠し出産!認知しないとマズい?
女性と体の関係を持つ以上、「妊娠するかも」という可能性は常に付きまといます。
不倫相手が自分の子供を出産した場合、認知するかしないか…一生を左右する大きな問題です。
不倫相手との間に子供が!その時あなたは?
あなたの子供が出来たの、相手女性からそう告げられた時、初めにどう感じるでしょう?
「それは本当に俺の子なのか?」「自分の血を分けた子供が出来て嬉しい」「どうやって育てていくつもりなんだろうか」「今の家族とのことはどうなってしまうのか」
衝撃と共に色んな不安が胸の中を駆け抜けることでしょう。
生まれた子供が、本当に自分の子供であるか怪しいと思うのなら、DNA鑑定をしましょう。
相応の料金と髪の毛1本を出せば、99.99%の確率であなたの子供かどうか分かります。
生まれた子供が確かに自分の子供であると分かった場合、男性は覚悟を決めなければいけません。
「どうしても子供を産み育てたいのなら、自分には内緒でひっそり出産して一人で育てて欲しかった」
こんな思いになるかもしれませんが、知ってしまった以上無視をしてはいけません。
2人でやった行為の結果で生まれてくる子供ですし、その子に罪は全くないからです。
出来るだけ精一杯、女性の子育てに協力しましょう。
認知するとどうなるの?
そもそも「認知する」とはどういうことかについて、きちんと理解しておく必要があります。
まず、不倫関係である男女の間に出来た子供は「非摘出子」となります。
摘出子というのは、婚姻関係にある男女の間に生まれた子供の事です。
非摘出子を認知することによって、男性と子供が法律上の父子関係になります。
父子関係になったことによって、父親は非摘出子に養育費支払いの義務が生じます。
また、父親が死亡した際には遺産相続の対象にもなります。
しかし何と言っても男性にとって最も厄介なのは、「認知すると不倫の事実が家族にバレてしまうこと」かもしれませんね…。
男性が子供を認知すると、男性の戸籍にその旨が記載されます。
この時点でその子供の存在のことが家族にバレて、不倫が発覚してしまいます。
遺産は相続させてあげられないかもしれないけど、養育費は毎月こっそり払うから、それで認知を諦めてもらえないだろうか?と考えましたか?
しかし、認知は相手女性の為にするものではありません。
生まれてくる子供の為の権利なのです。
確かに自分の子供なのであれば、その子の為に認知をするのは「男の義務」であると考えて下さい。
認知拒否は出来るの?
それでもやっぱり認知はしたくない、拒否する方法はないのかと考える方もいらっしゃるかもしれませんね。
結論から言いますと、認知は絶対に拒否できません。
というのも、男性がどんなに強く認知を拒否しても、女性が裁判所に認知を請求すれば、その訴えによって「強制認知」されることになるからです。
強制認知をするとなると、父子関係を証明するためにDNA鑑定が行われます。
男性が鑑定を拒否したとしても、男性と女性が内縁関係にあったかどうか、つまり子供が男性の子とみなされるかどうかを裁判所が判断することになります。
どこまで行っても結局逃げられませんし、裁判になってしまえば家族に不倫がバレてしまうことも避けられません。
認知したくないと逃げ回るよりも、家族に正直に話をし責任を取る覚悟を決めた方がよっぽど男らしいというものです。
認知した後はどうなるの?
ここまでで、子供を認知することからは絶対に逃げられないということを説明してきました。
それでは、認知後男性はどうなってしまうのでしょうか?
初めにやらなければいけないのは、自分の家族とよく話し合うことです。
養育費を支払わなければいけないこと、非摘出子が存在すること等を奥さんに告げなければいけません。
奥さんが離婚を決意するかもしれませんし、子供がいる場合はそのことについても話し合うことになるでしょう。
奥さんは取り乱し、お互いの実家を巻き込んで大騒ぎになってしまうでしょうが、仕方ありません。
腹をくくって全ての事に真摯に対処し、今後について1つ1つ決めて行きましょう。
全員にとっての着地点が見つかるまでは、深刻な話し合いを繰り返す辛い日が続くことになるでしょう。
最悪、妻子と別れ、慰謝料や養育費の支払いに追われる日々になります。
認知は怖い、人生がどうなるのか分からず不安、というのは男性の正直な気持ちでしょうが、それはあなたの周りの人も同じです。
起こってしまったことはもう変えようがありませんから、せめて出来るだけ前向きに、精一杯対応して下さい。
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2016.11.16 11:26