浮気をする男と浮気がバレない女
男でも女でも、愛と体を求めるのは同じこと。
しかしながら、そこに至るまでの道のりは全くの別物です。
男は視覚的なイメージよって性欲をかきたてられ、女性が若くて子供を産めそうであれば、それだけで興奮するようにできています。
一方女は、男の地位や経済力に弱い。
他の女に脇目も振らず、プレゼントをたくさんくれる男は、最高のパートナーと言えるでしょう。(実際にそんな男性が存在するかどうかは別として)
「そんなわけがない!」と否定する方もいるとは思いますが、これは何千年前も前から受け継がれている変わらぬ傾向です。
今回は「浮気をする男と女の違い」というテーマから、どのような傾向があるのかご紹介していきたいと思います。
男の浮気と女の浮気は違う
男にとって浮気とはセックスという行為であって、心のつながりはあってもなくても関係がない、
反対に、女にとって浮気とは心の問題です。
夫や彼氏以外の男性と親しく電話で話したり、メールアドレスを内緒で交換して、本来のパートナーから心が離れたら、その時点で立派な浮気になります。
女性の浮気に肉体関係はあまり意味を持ちませんが、ここまでくれば自然とそういう関係に発展します。
またこれらの違いには、男女のホルモンバランスが大きく関わっています。
肉体関係を持ちたいという衝動を引き起こすテストステロンは男性の方が女性よりも10~20倍も多く、男性の性衝動が急激かつ強烈なのはそのためです。
一方で女性に多いのは「抱きしめホルモン」とも呼ばれるオキシトシンです。
恋に落ちたときのオキシトシンの濃度は女性の方が高いため、女性が相手にすぐに夢中になるのは、これが原因とも言われています。
ちなみにセックスの後に男性がそそくさとベットに出るのは、オキシトシン濃度が急激に下がることが原因だと考えられています。
男性が浮気をした理由で最も高いのは、性衝動による浮気であり、男という生き物がよく分かる結果と言えます。
また「相手から誘惑されたから」や「パートナーに魅力を感じなくなった」などの理由から、浮気をしてしまうのも男性の特徴です。
一方で女性が浮気をする理由で最も高いのは孤独感。
女性が浮気をするときは、肉体関係以外の部分が大きく関係してきます。
主婦や母親としてではなく、一人の女として扱われたいという気持ちが根底にあるのです。
つまり夫が妻を日常的に「お手伝いさん」のような扱いをする、子供の世話に毎日明け暮れる、これらによって自分を過小評価してしまうことに浮気をする要因があると言えます。
また中には夫に女としての魅力を伝えるために浮気に走ることも。
結婚してるにも関わらず、誘惑してくる男性は「リスクを負ってでも手に入れたい女性」だと感じさせてくれ、それによって女としての自尊心を満たすのです。
また女性が男性よりも肉体的な浮気が少ないのには理由があります。
女は「抱きしめホルモン」と呼ばれるオキシトシンが多く、性欲をかきたてるテストステロンが少ないので、浮気をすることが肉体関係を持つことに繋がらないのです。
しかもパートナーがこの世で一番大切な人だと決めているし、自分も相手にとって一番大切な存在でありたいと強く願っています。
つまり女性にとって理想の人生とは、パートナーに永遠の愛を誓い、子育てをしながら家の中を守ることになり、多くの女性がそのために自分の欲求を犠牲にすることなどいとわないのです。
もちろん肉体的な関係においても、夫以外の異性に触れられたり、ましてやベットを共にすることなど基本的には考えられない。
しかし、ほとんどの女性が勘違いしてしまっている事があります。
それは「男も同じ考えであると信じている」こと。
残念なことに男は思春期から息を引き取るその日まで、ホルモンによる性衝動によって支配されています。
もちろん肉低的な衰えにより機能が低下しては来るものの、それでも頭の中はセックスの事でいっぱいになるのは紛れもない事実です。
浮気をされたことを知ったとき
男はパートナーが浮気をしていると知ると、怒りが込み上げてきて、プライドがズタズタになります。
ただし、それはあくまで攻撃的な感情であり、苦痛という意味ではそれほど大きいものではありません。
むしろ男としてのプライドから、友人に相談することを躊躇います。
女性の場合はそれよりも複雑で、時間の経過とともに感情が変化していきます。
怒りが込み上げ、心が傷つくのは男性と同じですが、次いで自信を無くし、自尊心を保てなくなります。
自分の気持ちを犠牲にしてまで子供を守ろうとし、浮気をされたのは自分のせいだとも思い詰める。
そのストレスからうつ病になったり、身体的に弱って病気になることもあるのです。
浮気をされた女性は、信頼していた男にこんな仕打ちをされたと認めたくないが故に、決まって浮気相手の女性を非難します。
多くの女性は、夫がいくら外に愛人を作っても簡単に離婚しようとはしません。
その理由は、夫を本当に愛しているから、子供を愛しているから、何よりも今の生活を失いたくないと思っているからです。
つまり男の浮気を我慢することを引き換えにすれば、今の生活を維持できると思い込むのです。
逆に妻の浮気を知った後でも、結婚生活を続ける男性は周囲にバレていないことを重要視しています。
浮気された時点でプライドが傷ついているうえ、まわりに男としての価値を下げるような事実をさらしたくないのです。
また浮気を見抜くのは女性の方が得意。
人の言葉やしぐさから嘘を見抜く能力は圧倒的に女性の方が高いのです。
男性は「女性の勘」のような能力を持っていないので、いざ妻が浮気をしていると知れば腰を抜かして驚きます。
そして、バレるような失態をさらけ出すのは、たいていが男です。
浮気相手と話したことと、妻と話したことが区別できなくなり、同じ話題を繰り返すようなことも。女性は絶対にそのようなことはしません。
女性は浮気を隠すのが一枚上手であり、それ以上に男性の目は浮気を見抜く力がありません。
以上が男性の浮気と女性の浮気の違いです。
思い当たるふしはありましたか?
「理想的な浮気」そんなものは存在しません。
浮気を続けることは、嘘で嘘を塗り固めることであって、常に怒りと罪悪感が付きまといます。
また浮気をされたら復讐しないと気が済まない、と考える人もいるとは思いますが、それには非常に大きなリスクが伴います。
怒りにまかせた行動の後には必ずみじめな気持ちになった自分が待っているのです。
裏切られた相手と同じことをしても、それは何もあなたの助けにはなりません。
新しいスタートを切る、あるいは関係が修復できそうであれば改善策を探すなどして、自分の幸せを第一に考え、前に進みましょう。
もし浮気をされて悩んでいる人の気持ちが少し楽になったり、今のパートナーとより良い関係を築くことができるきっかけになれたら幸いです。
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