採用調査の必要性

企業の大きな悩みの一つは、人事採用面ではないでしょうか。

学歴や面接、試験結果だけで、すべての能力や人格を把握する事は至難の業と言えます。

受け応えが良くハキハキとしており、面接の印象は非常に良かったが、実は詐欺師であった。

国立大卒で一流企業に勤務していたと申告しているが、実際は全くの詐称であったなど、人事・採用調査をしないと判らないケースは多々あります。

近年では、受験者が巷に溢れるマニュアルを利用し、うまく採用を勝ち取る方法を心得ています。また、労働問題や金銭トラブル等、同じ問題をどの職場でも起こしているといった人物が多いのも事実です。

採用時に、学歴や職歴などの詐称があった場合、余分なコストを割いて求めていない人材を雇用してしまったことになります。

採用時の無駄なコストを極力削減するため、近年は人事調査や採用調査を実施する会社も増えています。


バックグラウンドチェック(雇用・採用調査)が必要な理由

バックグラウンドチェックと、人事調査・採用調査はほとんど同じ意味で使われています。バックグラウンドチェックとは新規採用時において、採用予定者のバックグラウンドを確かめる調査を指します。

つまり履歴書に書かれている学歴や職歴が正しいか、過去に犯罪歴はないか、以前の職場での勤務態度はどのようであったか、面接時に話した内容に偽りはないかなどのチェックです。

不適切な人材の採用は企業にとって大きな損失を出すことにもなりかねません。

犯罪歴があることを知らずに雇用した人材が、後に傷害事件を起こし、企業ごと起訴されたというケースもあります。

欧米の企業では、バックグラウンドチェックをすることが一般的です。

また、アメリカでは企業の倒産理由の30%が、従業員の盗難や詐欺行為などの不正行為だといわれています。

日本でも同様の事例が見られるようになり、特に外資系の企業を中心に、バックグラウンドチェックを必須とする企業は徐々に増加しています。


バックグラウンドチェックはどこまで許されるのか

バックグラウンドチェックは度を過ぎた場合、個人のプライバシー侵害にもなりかねないため、チェックする範囲を見定めなければなりません。

一般的には、経歴・性格素行・健康・勤怠・能力・退職理由などを調査します。

中途採用によって前職での経歴を持つ方は、スキルアップのためなど前向きな転職理由もありますが、中には勤務態度の悪さや人間関係の問題により、トラブルを起こし、退職に至っている方もいます。

採用後に前職でのトラブルと同じような事を引き起こされないように素行調査を行う場合もあります。

素行調査の中には、「犯罪歴、借金」が重要視されます。

犯罪歴がある方は少ないと思いますが、素行調査を行うことにより、有名企業に勤めていた経歴がありながらもギャンブル癖があり、多額の借金を抱えているといった履歴書では見えない姿が見えてきます。

借金には、色々なものがありますが、クレジットカードの通常請求による使用や住宅ローンや自動車ローンなど借金は一般的なものであり、問題はありません。

問題となるのは、消費者金融によるキャッシングなどの借金です。

社内で不正や横領を行う従業員の多くは、借金など金銭的なトラブルを抱えています。

そのため、お金の管理が出来ていない人は企業側は採用を避けたいのが本音です。

特に、金融・経理などのお金にまつわる職種である場合には、金銭的な問題を抱えている場合は採用されることが極めて難しくなります。

「ひょっとして・・・?」「怪しい・・・」など、少しでも不安な点があれば私たちにお任せ下さい。


学歴・職歴・犯罪歴などの詐称を見抜けずに採用してしまうと、企業側に損失が生じる可能性があります。

また、その採用が後に刑事事件などにつながった場合、企業側が責任を問われるケースもあります。

採用時の無駄なコストをできるだけ削減する、そして優秀な人材を採用するためにも、バックグラウンドチェックは必要だと言えるでしょう。

雇用・採用調査は企業の危機管理の面においても必要不可欠なものです。


弊社は履歴書をもとに、経歴・性格素行・生活環境・勤怠状況・退職理由・生活状況などについて側面から取材を行い、客観的な情報を提供致します。

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総合探偵社シークレットリサーチ堺 調査員のつぶやき

総合探偵社シークレットリサーチ堺は、浮気調査をはじめ、行動・素行調査・所在調査などの調査全般を専門とする探偵事務所です。 少数精鋭の弊社の調査員が日々の様々な出来事を綴ります。

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