「不倫するなら1千万用意する覚悟で」
あけましておめでとうございます。
年明けはわりとゆっくり過ごせました。
年明けの不倫虫の血が騒ぎ出すこの時期。
調査予約はお早めにどうぞ。
寒い季節になると増えるのが不倫。既婚者との許されざる恋です。
でも不倫はれっきとした犯罪です。
訴えられたら慰謝料を請求されたって文句は言えません。
「許されざる恋」という言葉の響きにつられて、人生を踏み外してはいけません。
「人生最大の運命の恋」と、あなたは思っていることでしょう。
でも、ちょっと疑ってみてください。それは勘違いかもしれません。
だって既婚の男性ほど簡単に恋に落ちるというのは、有名な話。
その簡単さたるや、赤子の手を捻るかの如し。
なぜなら、既婚男性は恋に飢えているからなのです。
男性にとって愛と恋は全くの別もの。
たとえ家庭円満でも既婚者が不倫に走るのは、恋に飢えているからです。
愛はまるで空気のように透明な存在。
生きていくために大切な要素なのに、その存在に気付き、実感する人はいません。
空気に手ごたえを感じないように。
だけど恋は違う。
自分が自分でなくなるような、内側からあふれ出る感情と、尽きない妄想、世界がばら色に見えたり、逆に灰色に見えたり、相手の言動に一喜一憂して我を忘れる。
恋をしているときは、誰もが「生」を実感するのではないでしょうか。
既婚者の多くが恋をして、結婚をしています。
ゆえに、目の前に恋を差し出されたら、断れない。
あの麻薬のような高揚感の味を知っているからです。
そもそも既婚者が恋するチャンスなんて、世間が思うほど簡単には訪れません。
だからこそ、千載一遇のチャンスとばかりに手をだしてしまう。
そう運命の恋なんかじゃない。
誰でもいいのです。チャンスをくれる相手だったら。
既婚者に声をかけられたからモテてる?だなんて決して思わないでくださいね。
誰でもいいんです、誰でも。
恋は一瞬で落ちるもの、結婚は時間をかけて築くもの
恋と愛は違うものだから、同じフィールドで戦うこと自体に無理があると、筆者は思っていますが、世の中では、恋も愛も結婚も不倫もいっしょくたにされているので、恋が離婚原因になったりする。
結婚生活はマラソンのように辛い道のりなので、続けること自体に意味があるというか、それこそが愛のなせる業。
たとえ惰性でも、愛がないと一緒には結婚生活は続けられませんから。
あなたが恋焦がれている彼は、家では部屋のチリと同化して、全く存在感を放っていないと思いますが、家族になるとはつまりそういうことではないでしょうか。
空気と一緒に吸いこんでしまっても、体に問題ないくらいの存在になっているという、つまりはそれくらい自然な関係であるという意味です。
牧師さまが「いかなるときも、汝はこの男を愛しますか」と問うのは、何もクライシスのときばかりを指すのではなくて、とるに足らない平凡な日常も含むわけで、この積み重ねが愛であり、結婚だと思います。
つまらない日常なんだから、私が彼をもらっても良いでしょ、と言われるかもしれません。でも、つまらない日常の積み重ねが、どれだけ尊いか。
その長い時間を想像してみて欲しいのです。
恋は一瞬で落ちるけれど、結婚は築くもの。
誰かが築いたものを壊すなら、それなりの覚悟で臨むくらいの意気込みでいってもしいものですが・・・。
彼の子ども、成人まで養える?
「家庭内の問題は、それは彼の責任だし彼が解決するでしょ」と言う女性がいるけれど、そこに愛はありますか?そこに彼を思う気持ち中途半端だと思いません?
愛って相手のことを自分以上に想う心ではないでしょうか。
かつて不倫した彼に、
「あなたの子どもの養育費は、成人まで私が払っていく。だから私と結婚して」と、通帳の1千万円を見せた女性がいました。
そこには覚悟も愛もある。
ぜひ不倫の風上に置きたい存在ですが、相手の男は恋が冷めた途端に逃げていきました。
男が求めていたのは、刺激的な恋だったから。
既婚男が求めているのは恋、不倫女が求めているのは愛。
だから不倫はややこしいのかもしれません。
じゃあ既婚女が求めるものは……一体なんなのでしょうね。
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