40歳代の不倫、避妊しないと生じる深刻問題

「2016 ユーキャン新語・流行語大賞」で「ゲス不倫」がトップテンにランクインし、昨年はあらためて不倫の年だったと感じます。

既婚者の恋愛というだけで、多くの人が興味を覚えるのは、潜在的な願望があるからではないでしょうか。

不倫というと、美男美女で経済的にも恵まれた人々が、都心の高級ホテルで行うというイメージがあります。あくまでイメージで。

しかし、実際は違います。

現場で何度もおさえていますが、スーパーに買い物に行くような格好でラブホテルに行く、というような情事がスタンダードになりつつあるのです。

だからこそ「ウチの奥さん(ダンナ)なんて誰も相手にしない」と油断するのは禁物です。何年間も肌を合わせていない自分のパートナーが、知らない異性と情交を結んでいる可能性はゼロではありません。

不倫について、社会ではモラル・愛情・執着心などの問題として語られていますが、実際に問題だと感じるのは感染症の問題だといいます。

一例をあげてみます。


出会いはパート先の眼科クリニック

「私、もう44歳で、相手も49歳。お互いに生殖能力は衰えていることがわかっているし、まあ、いろいろな問題があってナマでするじゃない。そしたらまさかのクラミジア感染症になっちゃって。治療期間の2週間の間、ダンナに誘われないかと思って、ひやひやしました」(44歳・パート勤務・女性・高校1年生男子の母)

ちなみに、この女性の不倫相手は、メーカー勤務。

写真を見せてもらいました、背が低く薄毛で眼鏡をかけていて、パッと見、冴えない感じ。ふたりの出会いは彼女がパート勤務している眼科クリニックでした。

顔見知りになってから、最寄り駅で偶然出会い、彼のほうから「交換しましょう」と言い、LINEで連絡先を交換したといいます。

そのやり取りから3日後、彼女が彼のことを気になりだしたタイミングで、彼から食事の誘いが来たそうです。

指定したのは、駅前にある、客単価4000円程度のチェーン居酒屋でした。

3時間ほど楽しく飲み、そのままラブホテルに行ったのです。

ある土曜日の18時スタートの22時帰宅。

夫と息子にはママ友と飲み会と言って家を出ており、そのことについては誰も疑わいませんでした。

彼女は、このようなデートを1カ月に1回程度していたようです。

そして、クラミジア感染症に罹患します。

これがわかったのは、交際開始から半年目、6回目のエッチから2週間後でした。

感染がわかってから、彼女は気持ちが覚めて、何も言わないまま彼と距離を置き、フェードアウトしたといいます。


さて、ここで彼女が語っていた「ナマでしてしまういろいろな問題」について、詳しく聞きました。

「コンドームを使わない……というより、使えないのです。実際に、不倫している友達と話していても、私たちの世代はエッチするときに、多くの人がコンドームを使っていないと思います。まずは妊娠する危険が少ないことがありますよね。それに、基本的に“これでエッチするのは最後かもしれない”と思うから、コンドームをつけずに味わいたいと思ってしまうのかもしれないです。これは、自分の気持ちの問題もありますが、男性側がコンドームを装着している間にダメになっちゃうんじゃないか、という恐怖心が大きいですね。だから“妊娠しないからナマでして大丈夫”と行為の最中に言ってしまうんですよね」


不倫している40代の女性に話を聞いてみると、

「夫はもう私を女性として見ていないし、見られたくもない。自分でも女性としては賞味期限が切れたと思っている。だからこそ、不倫相手が反応してくれるのがうれしいし、反応してくれなくなったら、自信喪失でしばらく落ち込むかもしれない」と語っていました。

それは男性側も同じです。

コンドームをつけることにより、勃起しない可能性が生じるからです。

これについて恐怖感がある人は、コンドームを使えないというのではないでしょうか。

「4年前に妻とレスになってから、ダブル不倫できそうな女性とエッチしています。仕事関連の人が多いけれど、コンドームは基本的に使いません。というのも、息子2人が生まれてから、妻はずっとピルを飲んでいて、その間ずっとナマでしていたから、コンドームをつけると元気がなくなる可能性があります。それがやはりイヤですよね。僕の場合、不倫相手も同世代だから妊娠の可能性は少ないと思っています。そもそも外に出しますしね」(45歳・男性・会社員)


性感染症に対しては無警戒

不倫する人は、長年、パートナーとだけエッチしていたという人が多数派です。

結婚しているから妊娠への危機感はあっても、性感染症に対しては警戒をしていないし、多少注意はしていても“自分だけは大丈夫”と楽天的に考えている人が多いのも事実。

その証拠……というわけではないが、不倫ブームが注目された去年より、梅毒の感染者数の激増が報道されました。

国立感染症研究所の発表によると、梅毒の感染者数は2011年は827人だったのに対し、2016年は4077人になっています。

たった5年で5倍に増えていることは社会問題となり、さまざまな啓蒙ポスターが登場しています。ご存知でしょうか。ちなみに梅毒は、オーラルでも感染することが特徴のようです。

中国でもかなりの猛威をふるっている梅毒。確かに「爆買い」の中国人旅行客が風俗などでも女の子を「爆買い」している事実からこれも理由のひとつなのかもしれませんが、

「不倫ブーム」も梅毒患者増加に影響を及ぼしているのではないでしょうか。


ご不安な方は→梅毒検査

総合探偵社シークレットリサーチ堺 調査員のつぶやき

総合探偵社シークレットリサーチ堺は、浮気調査をはじめ、行動・素行調査・所在調査などの調査全般を専門とする探偵事務所です。 少数精鋭の弊社の調査員が日々の様々な出来事を綴ります。

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