セックスレス夫婦の浮気と不倫率はどれくらい?
セックスレス夫婦が離婚に至る場合、パートナーの浮気や不倫が直接的な原因になることが多いようです。
そこで、パートナーとはセックスレスであるのに、浮 気相手とは肉体関係を持っている男女がどれくらい存在するのか紹介します。
また、こういった夫婦の離婚問題がどのように泥沼化していくのかもまとめてみま した。
■セックスレス夫婦に増えている浮気&不倫問題
日本性科学会が2012年に行った「中高年セクシュアリティ調査」によると、結婚している男女で 「この1年間に、配偶者以外の異性との親密な付き合いがあった」と答えた方は、男性32%、女性14%にものぼります。
この数字は2000年の同調査の約 3倍にもあたり、日本の夫婦の約半数がセックスレスと言われている今、
夫婦間はセックスレスであるものの、浮気や不倫の相手とはセックスしている既婚者が 増えていると考えられます。
そもそも夫婦間のセックスレスは、相手が浮気や不倫に走ってしまう大きな要因のひとつで、セックスレス夫婦が増加すれば、おのずと浮気や不倫をする既婚者も増えると考えられ、特にその傾向は男性側に多くなっています。
■セックスレスから派生した浮気&離婚問題は泥沼化しやすい
セックスレス夫婦の間に浮気や不倫問題が発覚した場合、離婚時の慰謝料問題が泥沼化します。
●case1.夫がセックスを拒否し続け、セックスレスになった夫婦の場合
夫婦関係が破綻していた状態で、妻が不倫に走ったことが発覚。
夫のセックスレスが原因にも関わらず、夫は妻ばかりでなく不倫相手にも慰謝料を請求。
妻側は、夫婦関係が破綻していたことから慰謝料の支払いを拒否。
●case2.長期間セックスレスの状態で、妻が浮気に走った場合
夫の単身赴任中に、妻が職場の人と浮気。
妻は、夫とはもともとセックスレスだったことを理由に、離婚および慰謝料を請求。
夫はもちろんそれには応じず、妻だけでなく浮気相手にも慰謝料を請求。
このように、両者の言い分が平行線になりやすく、しかも不倫の場合は、相手の配偶者など第3者まで巻き込んだ大トラブルに発展することが多くなります。
もはや浮気や不倫が発覚してからでは泥沼化を回避するのは難しいでしょう。
しかし、元をただせばお互いがセックスレスに向き合おうとしなかったことも原因のひとつです。
「最近セックスの回数が減ってきたな…」と自覚した時点で、夫婦間の問題を解消することが大切だと言えます。
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