嫁の浮気は本気が多い?
昨日の記事に続いて今回は妻側の浮気について書いてみます。
年齢や結婚指輪に関係なく恋愛を望むのが女性です。
アイドルグループのコンサートには大勢の奥様方がウチワを持って応援し、イケメン韓流ドラマを見て淡い恋愛の疑似体験を楽しんでいます。
いつまでも恋愛に憧れを持ちしかもそれを望んでいるのですが、日常の生活ではそんなチャンスも時めきもないことが普通なので、アイドルグループや韓流スターに熱を上げているわけです。でもなかには本物の恋をしてしまうこともあります。
今回は妻が本気の浮気をした時についてご紹介します。
人妻の浮気の本気度
妻の浮気が大罪だというのは、江戸時代の前から続く長い歴史のようなものですが、これは日本に限ったことではなく、キリスト教やイスラム教の信仰地でも同じように考えられています。
もともと男性にとって女性は所有物だったのでしょう。
ですから男性に断りもなく勝手に恋愛感情を持つだけでも許せないのに、肉体関係を結ぶなどもってのほかと考えたのかもしれません。
いまでは男女の分け隔ての無い社会が構築されていますが、こと男女間のことについては旧態依然のままなのです。
ですから妻が浮気をしたとなれば、即離婚を考える夫が多いのは当然のことで、逆に言うと妻が浮気をしたのに元の夫婦間に戻れる方が珍しいと思います。
でもそんな事情は、夫だけではなく妻も理解していますので、仮に夫がいる身でありながら他の男性と肉体関係になるということは、その時点で「もしもの時」を考えていることになるのです。
浮気相手の男性は軽い気持ちでナンパしても、受ける人妻は本気にならざるを得ないわけです。まして「遊びだから」と言いわけしても、ある意味人生を背負って浮気をした人妻は将来に向けて責任をとってもらう気持ちが強いのが特徴です。
人妻の浮気は引き返すことのできない道
ですから軽い気持ちの浮気と言うケースは少ないのですが、もうひとつ特徴があるとすれば、それは浮気相手と知り合うまでの地理的な関係です。
もちろん主婦をしながら正社員として社会で活躍している人もいますが、圧倒的に専業主婦やパート・アルバイトと兼業している生活パターンが多くなっています。
つまり人妻として社会に出ていることが多く、それでも浮気の対象となったのには、単に興味本位と言うだけではなく、同僚や上司に対して依存度が強くなり尊敬する人やあこがれの人と錯覚してしまうことがあります。
また信頼関係が徐々に愛情に移行して、自分の立場を知りつつも一線を越えてしまうこともあります。
このように自分の生活圏に近い場所で浮気をした場合は、もし発覚すると住むところばかりか働くところもなくなる恐れがあります。
それを承知で浮気をするのですから、本気以外の何物でもありません。
引き返す理由を見つけられない
W不倫でいわゆる駆け落ちをした時、家族を捨て仕事を捨てて、違う地域で新しくスタートすることになります。
なかには生涯幸せな人生を送る人たちもいるかもしれませんが、大抵はそれまでよりも生活水準は低くなり、男性の場合には社会的に活躍する場もなくなることが多いようです。
探偵事務所には、浮気の果てに逃避行したカップルを見つけてほしいと依頼が来ます。
依頼者は八方尽くしても所在が分からず、最終手段として探偵事務所を訪ねてくることになります。
実際には夫が依頼するようなケースは稀で、浮気相手の妻からの依頼のほうがはるかに多く、結果として探偵の報告書をもとに妻は夫を迎えに暮らしている場所へと向かいます。
対面したことでホッとするのは浮気をした男性です。
子供のためにという大義名分で自宅に戻ることにして、そのみじめな生活終止符を打ちます。
でももう一方の当事者である女性の大半は、自宅に戻ることなく独りで生活を続けることになります。浮気相手の男性が去った後もその地に残り自宅に戻ることはないのです。
もともと引き返すことができないと分かって始めた本気の浮気ですから、たとえ夫から一時期許しが出たとしても、一生涯浮気をした事実を背負ってい生活することになりますし、それからの人生が忍耐の連続であることは推測できるはずです。
妻の浮気は戻る橋のない川
ですから駆け落ちが見つかり迎えが来たとしても、家に戻らないのが妻の浮気と言うことになります。
日本の文化的なものとは少し違うかもしれませんが、男性の浮気は許せないもの、女性の浮気は汚らわしいものと考えているのかもしれません。ですから汚れたものは戻れないと考え、一方の浮気相手の男性は許しが出た以上は戻れると考えるのかもしれません。
ただ浮気相手の男性にはそれほどの覚悟を持っていることは少ないので、どちらにしても浮気の関係は解消されるのが必然となります。
ですから夫が妻の浮気を知った時には、すぐに探偵事務所に事実関係を調べてもらい、証拠の品を確認したら離婚を切り出すことがベストです。
怒りや憎しみよりも寛容な気持ちで何も聞かずに離婚を切り出してあげた方が、お互いに傷つかずに済むと思います。
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