原因は女性の慢心だった…セックスレスに陥る2つの理由
セックスレスの悩みを持つカップルは男女の双方に増えています。
たまたま2人ともそんな気にならない時期が続いているだけなら良いのですが…こじらせてしまうと、破局に発展する深刻な問題に発展することもあります。
「自分がセックスしたい時に、相手に拒絶されてしまう」それは心と体、両方の苦しみです。
セックスレスは破局の原因ともなります。すれ違ったまま交われなくなってしまう前に、早めに原因を見つけ、解決しておきましょう。
1.女性があまりその気にならない場合
女性の性欲は不安感によって起きるものだという説があります。「自分は愛されていないのではないだろうか」「なんとかして彼を自分の近くにつなぎとめておきたい」「彼に捨てられたら自分は生きていけない」という切羽詰った気持ちです。原始時代に培われた「男性に頼らなければ命を維持できない」という本能です。
結婚や同棲をする前、「セックスしないと彼の心と体はよそに行ってしまうのではないか」という不安を、あなたはいつも抱いていませんでしたか?同棲や結婚をしたあとに女性側からあまり誘わなくなるケースは、「彼はずっと私のそばにいる」という安心感が生まれたせいかもしれません。
共働きの場合、仕事で疲れてしまって「今日はイヤ…」となってしまいがち。男性は強いようで、とてもナイーブなところがあります。頭では「疲れているならしかたない」と理解しても、心は「拒絶された」ことに傷つき、自信を失います。断られることを恐れて誘いにくくなることは、セックスレスになるきっかけの1つです。
「彼はもう私のもの」という安心は、慢心でもあります。傷つきやすい男性のプライドを大切に考えてあげてください。断る時には即座に「嫌」と言ってはいけません。「誘ってもらえて嬉しいし、私もしたいんだけど、今日はとても眠くて…また今度いっぱいしようね」など、愛情をこめたフォローが必要です。
女性が男性の性欲を受け入れないことは、男性の浮気の原因になります。男性がセックスを求めるのは肉体的な性欲のはけ口だけでなく、「男としての自信、生きがいを保つため」「仕事を頑張るためのリフレッシュ」など、精神的な理由も大きいのです。
2.男性がその気にならない場合(1)
あなたがセックスしたくて誘ってみても、彼に「疲れてるから…」などとかわされてしまう場合。これはちょっとシリアスに考える必要があります。疲れているのは嘘ではないでしょうが、実はセックスしない理由にはならないからです。
なぜかというと、男性は「疲れている時こそセックスしたくなる」と種類の性欲があるからです。一仕事終えた後など、解放感とともに「セックスしてストレス解消したい」という状態になるものなのです。体の疲れでも精神的な疲れでもです。
では、なぜ「疲れてる」という理由であなたとのセックスを拒否するのでしょうか?…きついことを言うようですが、「あなたとのセックスが疲れる」からです。リフレッシュでなく、さらに疲れてしまうからです…その理由を次でご説明します。
3.男性がその気にならない場合(2)
男性は本能的に、「まだ自分が種付けをしていない畑」に惹かれます。つまり、自分のものにしてしまった女性には関心を持ち続けることが難しくできています。しかし、理性や人間ならではの愛情で補ってパートナー関係を続けています。生活上で欠かせない相棒であることも大きな理由です。
ムードを盛り上げて、口説き文句のひとつでも言ってもらって、たっぷり前戯してもらって、あなたが達するまで長い時間持続してもらって、終ったら優しく髪を撫でてもらったり、一緒にお風呂に入ったり。そんなセックスを今でも当然だと思っていませんか?そんなセックスは時間もかかりますし、男性の負担が大きいと思いませんか?
それがセックスレスの原因です。悲しいことですが、男性がそんなセックスをしたい相手は「自分がまだ触れていない未知の女体」です。「長く一緒にいる」ことは女性の愛着を深くしていきますが、男性にとっては「新鮮味が失われる」ことなのです。
その場合でも、「彼女を喜ばせてあげたい」という男性の優しさでサービスしてくれることもありますが、毎回そうはいきません。そこを受け入れられず、「自分はいつまでも彼に求められて当たり前」というのは、女性の陥りやすい慢心です。
4.セックスレスにならないための提案
セックスレスを予防する方法として、「美しさや体型を保つ努力をする」などと、よく言われます。それも大切なことですが、「美人は3日で飽きる」という言葉もあるように、新鮮さを失わずにいるのは非常に難しいことです。「若い頃と同じ自分」を目指すより、「成長・成熟」「彼の知らなかった一面」を見せることが大切です。
たとえば、女性が男性を愛し、尽くすセックスを目指してみるのはいかがでしょうか。それができるようになれば、セックスレスの半分くらいは解決します。だまされたと思って、いちど彼を喜ばせることだけを優先する奉仕セックスをしてみてください。あなたが抱いてもらうのでなく、疲れている彼を慈しんであげてください。
いかがでしょうか。「彼はもう私のもの」という慢心が、あなたの彼への欲望を眠らせているかもしれません。
「恋人時代のように丁寧に愛されて当然」という慢心が、彼の負担を大きくしているかもしれません。女性が陥りがちな2つの慢心に気をつけて、「愛されるよりも愛することを喜ぶ」成熟した女性を目指してみてください。
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